短歌

赤い糸

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愛といふ 赤き二本の 綾糸を
 
飽きることなく 明日もまた編む





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根源

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この生命(いのち) 来たりし元(もと)の 

本(もと)の基(もと) 幾千億の 祖先を偲ぶ

涙の色

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言ひ難し 「もうこれきり」といふ台詞(せりふ)
 
「別れましょう」と 続くは涙



帰り道

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烏(からす)啼(な)く 枯草揺れる 帰り道


影長くして 風は背を押す



名残月

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この月を 今宵限りと 見納めて
 

櫂(かい)挿(さ)す船の 戻る瀬はなし



形なきもの

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愛といふ 形なきもの 蠢(うごめ)きて
 

惑ひ歪みて 真意は届かず



挫折

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挫折といふ 深みに堕ちて 無為に日を
 

過ぐる青春 今省みる






Off-road

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果てもなし 道なき道を 進み行く
 

ただ一筋の 光求めて



記憶の岸

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湧(わ)き上がる 苛立(いらだ)たしさを 何とせふ
 

母は記憶の 岸を彷徨(さまよ)ふ



宵の空

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宵闇に その身を浸し 横たへり
 

空の住人 雲は黙して



虚城

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良心と いふ言霊(ことだま)は 風化せり
 

人は悪事を 生業(なりわい)とする



魂の在り処(ありか)

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魂を 垣間見し時 その人の
 

真(まこと)に通ず 戸口に立てり



溢るる涙

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不用意な 言の矢放つ 人憎し
 

悔しき哀し 涙は止まず



冷気

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日は落ちて 帰り着く人 迎ふれば


部屋に放たる 冷気の匂ひ


堕落

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文明の 驕(おご)り、高ぶり 地に堕ちて


根を張らずして 咲く花はなし


有明の月

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気は冴えて 息白くして 月宿す


大いなるこの 宇宙(そら)の一角(ひとすみ)



山風

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山風に 打たれし君の 冷たさを
 

如何ばかりかと 空見る歯痒さ



水音

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水音を 聴きて遥かに 海想ふ
 

翼なき身の 胸に波寄す



冷たい雨

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長々と 振り込めし雨 人の気を


暗きに誘ひ 重きに繋(つな)ぐ


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窓は闇 白むを待ちて 出で行かむ
 

玉露(たまつゆ)宿す 光の野辺へ



漣(さざなみ)

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日々刻々 心は揺らぎ 漣(さざなみ)の


明日は如何なる 波紋描ける



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小春日

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記憶の底

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幼き日 浴びせられたる 叱責を
 

老いたる母に 返す愚かさ



積み上げる

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疲労感

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日常

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赤と黒

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純白の 羽毛さながら 舞う薄


身を預けしは 風の懐



 

雪の空

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プロフィール

光畑昌子(Masako Mitsuhata)

  • Author:光畑昌子(Masako Mitsuhata)


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